Google I/O 2018 現地参加レポート

こんにちは。EC-CUBE開発チームのとアドエビス開発チームのライアンです。
私達は先日開催された「Google I/O 2018」に参加してきました!

Google I/Oとは、

Google I/O is a developer festival

と、Google I/Oのサイトに書かれてある通り、開発者のお祭りです!
今年は5/8から3日間、アメリカのマウンテンビューで開催されました。

エンジニアの間では言わずと知れたGoogle I/Oですが、参加したくてもチケットを手に入れるのは簡単ではありません。
今年は招待を受けて、運良く会社から2人で参加することができました。
ちなみに2人ともGoogle I/Oは初参加です。
 

いざマウンテンビューへ

Google I/Oが開催されるのは、Google本社があるマウンテンビューです。
最寄り空港はサンノゼNorman Y.Mineta空港。
言わずと知れたシリコンバレーの中心部です。

出発前は元気でした

大阪国際空港(伊丹)->羽田->ロスアンゼルス->サンノゼという15時間の旅の末にやっとたどり着きました。
大阪を出発したのがちょうど正午ぐらいだったのに、時差のおかげ(?)で現地に到着してみるとまた朝の8時・・・

睡眠不足にこの天気はつらい

最高の西海岸日和です。

この時期のカリフォルニアは、非常にカラッとした気持ちの良い気候で朝夕の気温差が激しいです。
直射日光の下ではジリジリと肌が焼かれる音が聞こえるかと思えば、木の陰に隠れるとすぐにダウンベストを羽織りたくなるぐらいの肌寒さ。

そしていよいよイベント開始。
キーノートから始まり、164のセッション、Googleの開発者に質問できるOffice Hourなど、3日間で様々な催しが開催されました。

キーノートの最初に紹介されたのはAndroid 8.1で修正されたハンバーガー絵文字の話でした

凄すぎるAI

キーノートでは次々とAIに関するGoogleの新しいサービスが発表され、そのたびに歓声が上がっていました。

中でも一番驚いたのはGoogle Duplexのデモです。これは人間に代わってAIがお店に電話して予約を取ってくれるという素晴らしいサービスです。
以下の動画を見ていただくとわかりますが、まるで人間のようにお店の人と会話をしており、相槌まで打っています。

他にもGmailの自動補完機能や自動運転車に関する発表がありました。
Googleの関連会社であるWaymoが開発している自動運転車については、信号無視をする車への対応や、雪が積もって車線が認識しづらい道を認識する技術が紹介されました。実際に会場周辺ではこのWaymoの自動運転車が走っていました。

 

Android P Beta

Androidに関しては、時期バージョンである「Android P」のβ版がリリースされました。
私はAndroid開発者ではないので新機能や新しい開発ツールである「Android Jetpack」の発表にはついていけませんでしたが、エミュレータの起動がとても速くなっていたり、Chromebookでアプリを開発できるようになったのには驚きました。

会場内では、実際に手を動かしてコードを書くことができる「Codelabs」というコーナがあり、早速Chromebookを使ってKotlinで簡単なアプリを作ることができました。

大人気のCodelabsコーナー。4つの課題をクリアすると来年のチケットが抽選で当たります

加速するモバイルWeb

Web系のセッションは、AMP/PWAなどのモバイル技術を中心にしたものでした。
これらのセッションではほとんど毎回パフォーマンスが悪いと直帰率やコンバージョン率に影響が出るという話から始まり、毎回反省させられているような感じでした。
GoogleはモバイルWebの高速化を推進しており、Web技術はGoogleが牽引していると感じさせられた3日間でもありました。

 

イベント全体の特徴

海外のカンファレンスは遊び心に富んでいるものが多いですが、Google I/Oは特に思いっきり遊びます。

セッション用テントを占有して大人のための巨大なゲームセンターを作ったり・・・
アンドロイドのロージーちゃんと自撮風写真を撮るコーナーがあったり・・・
アンドロイドの着ぐるみを着て見知らぬ人と相撲ごっこができるコーナーがあったり・・・

相撲ごっこの様子、大人が本気でふざけるとなんだか清々する

参加者が興味を失う暇を与えません(笑)

提供されている食事も美味しく、個人的には毎日楽しみにしていました。

夜はDJブース、有名アーティストのライブ、ビールやワインの飲み放題もあり、完全にお祭り騒ぎです(笑)

 

醍醐味は開発者と直接話ができること

しかし何といっても、Google I/Oに参加する一番のメリットは、日ごろ私たちが利用している数々のサービスを作ったエリートGoogleエンジニア達と直接話す機会ではないでしょうか。

Office Hourというコーナーでは、領域別に時間を分けてGoogleの担当エンジニアに直接質問をしたり、開発におけるアドバイスを得ることができます。

Ads関係の担当者と話すために、割り振られた時間が始まる20分前からブースの前に陣取っていたのですが、「まだ誰も来てないのに何してんの?」とGoogle社員が親切に声をかけてくれました。

Web UIフレームワークのMaterial Designの開発者だという彼としばらく雑談し、時間が来たので礼を言って別れたのですが・・・

次の日、コーディング実習ができるCodelabsでばったり再会。

「どのチュートリアルやったんだい?」
「MDC 101と102をやったよー」
「Oh!そいつは最高にcoolだな!MDC 101は僕が書いたチュートリアルだぜ!」
※洋画の吹き替え版によく登場するコテコテのアメリカ人風声優の声に脳内変換してください

Material Design開発リードのKen君と

Google王国の中の人と直接触れ合える機会は、Google I/O参加者ならではの特権ですね。

もちろん、Googleの社員だけでなく同じく他の会社からカンファレンスに参加している開発者との交流の機会もたくさん用意されています。

Google I/O

2日目の夜には、Northeast Asia & Oceania Google Developers Groupのコミュニティーイベントにご招待いただき、日本だけでなくオーストラリア・ニュージーランド・中国・韓国等様々な国からの参加者達と飲んで、食べて大いに騒ぎました(笑)

株式会社ロックオンのサービスも、もはやGoogleのサービスと持ちつ持たれつの関係性にあります。
今後も毎年ご招待をいただけるよう、アクティブに活動していきたいと心に誓ったのでした。

 

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